PHPフレームワークLaravel 5.5をWindowsローカル環境にXAMPPを使ってインストールする方法を解説します。
私の今までの実績ではPHPフレームワークはCakePHPを使うことが最も多かったのですが、Laravelも新規プロジェクトから採用していく方向で検討していきたいと思っていました。特に2017年8月にバージョン5.5がLTSとしてはおよそ2年ぶりにリリースされたこともあり、前向きに検討するには良い時期かと考えていました。ゆくゆくはLaravelを使ったシステムを試作していきたいと思っていますが、まずはLaravelをインストールし簡単なプログラムが動くところまでを試して行きたいと思います。

インストールの流れ

Laravelをインストールする方法はいくつかありますが、ローカル環境のWindowsPCにXAMPPを入れて、そこで動かして見ようと思います。
大まかな流れは以下のとおりです。すでにインストール済みのものに関しては飛ばしても構いません。

  1. XAMPPのインストール
  2. Composerのインストール
  3. Laravelのインストール
  4. プロジェクトの生成
  5. ドキュメントルートの書き換え
  6. 動作確認

XAMPPのインストール

XAMPPはWebサーバのApache、データベースのMariaDB(MySQL派生のデータベース)、PHPを含んだパッケージです。Windows環境でWebプログラミング環境を構築する際に必要なソフトウェアをまとめてインストールできる、人気のあるパッケージです。

https://www.apachefriends.org/jp/index.html
ここからWindows向けXAMPPのインストーラをダウンロードします。
インストーラを実行してXAMPPをインストールします。インストールはデフォルト設定で問題ありません。

途中、アクセスを許可するかどうか聞かれますが、「アクセスを許可する」をクリックしてください。

ApacheとMySQLの起動

XAMPPのインストールが完了すると、XAMPP Control Panelが起動します。起動していない場合は起動してください。XAMPP Control Panelが前面に表示されない場合はタスクバーにいることがありますので、アイコンをダブルクリックして表示します。
Apacheの横のStartボタンをクリックしてApacheを起動します。

途中、アクセスを許可するかどうか聞かれた場合は、「アクセスを許可する」をクリックします。
80番ポートを使用しているアプリケーションがあると起動しない場合があります。その場合はそのアプリケーションを閉じてから再度起動してください。80番ポートを使用するアプリケーションとしてはSkypeなどがあります。

MySQLの横のStartボタンをクリックしてMySQLを起動します。

XAMPP

Composerのインストール

ComposerはPHP向けのパッケージ管理システムです。PHPでパッケージ追加したいとき、Composerを使うとコマンド一つでパッケージを追加できます。LaravelもComposerで追加できるパッケージとして用意されています。

https://getcomposer.org/download/
ここからWindows InstallerのComposer-Setup.exeをダウンロードします。
インストーラを実行してComposerをインストールします。インストールはデフォルト設定で問題ありません。

Laravelのインストール

コマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
composer global require "laravel/installer"

プロジェクトの生成

以下のコマンドを実行します。

この例ではc:\xampp\htdocs\blogディレクトリにプロジェクトを生成しています。

cd \xampp\htdocs
laravel new blog

ドキュメントルートの書き換え

XAMPPはデフォルトではC:/xampp/htdocsがドキュメントルートになっています。
C:/xampp/htdocs/blogにLaravelプロジェクトをインストールすると、その下のpublicディレクトリ(つまりC:/xampp/htdocs/blog/public)をドキュメントルートにする必要があります。

C:\xampp\apache\conf
をテキストエディタで編集します。
247行目と248行目を以下のように変更します。

Apacheの設定を変更しましたので、一度Apacheを再起動します。
XAMPP Control PanelでApacheのStopボタンをクリックして停止し、もう一度ApacheのStartボタンをクリックして起動します。

動作確認

ブラウザで以下のURLにアクセスしてLaravelのページが表示されればインストールは完了です。
http://localhost/

Laravelインストール